2021年4月3日

保険証に関するルール改正

令和元年の10月28日に健康保険法施行規則等の一部を改正する省令が公布され、被保険者証に2桁の枝番が設けられることが決定しました。医療機関で受診をする際には、その受診者が医療保険に加入していることを示す保険証を提示させ資格の確認を行います。この資格確認の作業をマイナンバーカードや健康保険証を用いてオンラインでできるようにするオンライン資格確認という取り組みが開始されます。
現状、保険証の被保険者番号は世帯単位で与えられておりますが、今後オンライン資格の保有確認をスムーズに行うために、2桁の枝番を追加することで、個人単位での資格の有無を確認できるようにする狙いがあります。
※すでに発行されている枝番の記載がない保険証に関しては、引き続き使用することができます。

 

保険証の番号2桁追加によって変化するポイント

保険証の枝番を2桁追加することで、個人単位での資格の有無を確認することが狙いであると先述しましたが、これにより何が大きく変化するのかという点をご説明致します。
まず大きな変化ポイントとして挙げられるのは、医療機関（病院・医科診療所・歯科診療所）ならびに薬局において受付の事務作業工数を削減できることです。これまでは受付担当者は、保険証を受け取り保険証番号、氏名、生年月日、住所等を入力する必要があり大きな負担がかかっていました。マイナンバーカードまたは保険証でオンライン資格確認ができるようになると、最新の保険資格を自動で確認することができ、患者の個人情報入力工数が大幅に削減できます。
その他にも、過去の薬剤情報、医療機関での特定診断情報も一元管理することができ医療現場の業務効率化を実現することができます。

 

保険証の番号2桁追加に伴う具体的対策方法

企業の総務ならびに購買担当者様においては、「保険証の一斉更新を考えているが、どのように準備をすればよいか…」とお悩みの方もおられるかと思います。カード印刷・発行センター.comを運営する日本貿易印刷株式会社では、この2桁の枝番付き保険証の発行に対応しております。また、保険証の発行においてはこれまで累計1,400万枚の発行実績があり、企業健康保険組合をはじめ共済組合、国民健康保険組合、社会保険庁にも発行実績があります。保険証の発行でお悩みの方は是非一度当社にお問合せ下さい。

 

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